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2021年相場で最初に気を付けるべき銘柄は・・・
2020年12月25日 16:59
お世話になっております。株マイスターの山下です。

今年も残すところ一週間を切り、年内の売買日もあと3営業日となりました。

12月28日(月)が2020年相場の権利付き最終売買日となり、29日からは実質2021年相場入りとなります。

2021年相場入りでまず気をつけなければならない銘柄は「12月期末の高配当銘柄」です。

これまで配当狙いの資金が向かっていた公算が高く、権利落ち日となる29日は一斉に売られる恐れも・・・

代表格として挙げられるのはやはり【2914】JTでしょう。同社は期末配当77円を予定しており、足元では上昇基調を強める展開が続いていました。そのため、29日の売り圧力は強いものとなるでしょう。

直近3年の動きを見てみると3年連続で権利落ち日は下落していました。高配当銘柄の宿命ですが、29日の動きには注意です。

一方で安く拾いたい投資家にとっては押し目なので、長期保有を狙うのであれば妙味がありそうです。

保有株で12月期末且つ配当や優待を実施している銘柄はもしかすると29日に売られてしまうかもしれませんが、一過性の要因ですので、冷静に対処しましょう。