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個人投資家は活発化もネット証券は真っ青!?
2020年07月31日 17:27
お世話になっております。株マイスターの山下です。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、相場が急落した今年3月以降、個人投資家の売買が活発化していることが話題になっていたことは弊社コラム等でも取り上げていたので、ご存知の方も多いかと思います。

ネット証券大手5社の売買代金は7年ぶりの高水準と記録的な相場となったため、業績もウナギ上りかと思いきや、意外にも苦戦を強いられています。

auカブコム証券が28日に発表した決算では営業収益49億円(前年同期比1.4%増)と増収となったものの、営業利益は5500万円(前年同期比93.1%減)と大幅な減益での着地に。

純利益に関しては2.7億円の赤字(前年同期は5.3億円)に転じてしまっています。

売買は活況だったのになぜ、業績が悪化しているのか?

実はauカブコム証券では信用取引の手数料を無料化していました。

そのため、売買活発化の恩恵をうけることができなかったわけです。

一方でネット証券最大手のSBI証券が30日に発表した21年3月期第1四半期決算では営業収益353億円(前年同期比28.8%増)、営業利益126億円(同36.8%増)と2ケタ増益で着地。

楽天証券に関しても20年12月期第2四半期決算は営業利益72億円(前年同期比28.7%増)、経常利益72億円(同39.7%増)と堅調な業績を発表しています。

手数料無料化により、業績で明暗がハッキリと別れることとなったものの、手数料競争は激化しており、今後、SBI証券や楽天証券なども0円へ踏み切らなければならない状況が来るかもしれないので、ネット証券には頭の痛い問題でしょう。

利用者目線で考えれば、業績の悪い証券会社を利用した方がお得なのかもしれませんね。