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4月4日~5日 今週動いた銘柄と相場見通し
2019年04月03日 17:26
≪ 後半の注目ポイント ≫

 週後半は米中協議の行方に関心が向かう事になりそうです。

名実ともに新年度入りした今週、新規の資金流入を期待した買いが入り、東京市場は好調なスタートを切りました。

新元号が発表されたご祝儀もあって、1日の日経平均株価の上げ幅は一時500円近くに迫る場面もありました。引けにかけて伸び悩んだものの、終値は303円高で、新年度入り相場としては実に19年ぶりの上げ幅となります。

買いの手がかりとなったのは、1日の寄付き前に発表された3月の全国企業短期経済観測調査(短観)。

日銀短観では、大企業・製造業の景況感は2四半期ぶりに大幅悪化となったものの、設備投資の強さが確認されたことが好感されています。

19年度の設備投資について、大企業製造業の計画は前年度比6.2%増と、市場予想に反して増加する見通しが明らかになったためです。

日銀短観を受け、設備投資の影響を受けやすい【6506】安川電機や【6954】ファナックが年初初来高値を更新しました。

また、3日から米中協議が再開するのを前に、協議の進展期待で、中国向け売上比率が高い銘柄にも物色が向っています。

精密減速装置を主力とする【6324】ハーモニック・ドライブ・システムズの株価は3日までに4日続伸し、計17%高と値を飛ばしました。

ただ、日本としては、米中貿易協議の進展を手放しでは喜べない事情も…。米中協議が最終的な合意に達した場合、米国の次のターゲットが日本になるとみられているためです。

米国との交渉を担当する茂木経済再生担当相は2日の会見で、「(日米交渉について)諸般の事情が許せば、今月中にも米国で行う方向で調整している。」と発言しました。

米国は対日貿易赤字を縮小するため、最大の輸出品目である自動車、自動車部品への関税を盾に圧力を強めてくることも想定されます。

日米協議で標的にされそうな自動車セクターは、新規の買いが手控えられる可能性があるため、「米中協議が進展した場合」は、購入を見送った方が良いでしょう。

一方、米中協議が難航した場合、一転して自動車株が見直される可能性もあるため、自動車関連株を保有されている場合は、米中協議の行方にも注目しておきましょう。

なお、今月下旬から3月期企業はいよいよ本決算シーズンに入ります。

市場の関心が業績へ向かう中で4月26日に本決算を予定、好業績が見込まれる銘柄をご紹介しています。新しい銘柄をお探しの会員様は、是非こちらをお試し下さい。


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