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決算銘柄より低位株が人気か
2019年01月25日 10:08
MVNOのパイオニアとして知られる【9424】日本通信に朝方から買いが殺到しています。

同社は24日、金融庁のFinTech実証実験ハブに選定された「FPos(FinTech Platform overSIM)」にかかる実証実験の結果を発表しました。

発表によれば、携帯端末を利用した銀行振込や住所変更などのサービスを安全かつ利便性高く実現できる可能性が確認されたとのこと。

こちらが好感されたことで、株価は一時38%高まで上昇しました。

材料を発表したことが好感されていることはもちろんですが、ほかにも【6786】RVHが一時21%高を記録するなど、市場全体で低位株の上昇が目立っています。

RVHは著名投資家との裁判で勝訴となったことを機に上昇しており、個別材料が評価される格好です。

他にも【4840】トライアイズ【7831】ウイルコHDなどが高騰しており、値上がりランキングの上位10社の内6社が低位株という事態。(10時現在)

決算シーズンに突入していますが、投機目的の売買が中心の様子。低位株で個別材料発表による値幅を狙っていくのも妙味があるでしょう。