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32%高のJQ銘柄。材料発表前から不審な動き
2018年11月27日 10:52
ミドルウェアなどのシステム開発を手掛ける【4764】SAMURAI&J PARTNERSが急伸。一時+32%高を見せています。

同社は26日、主力製品の異種DBレプリケーションソフトウェア「FC Replicator2」ライセンスの追加受注、及びシステム基本設計並びに、環境構築を受注したと発表。

受注先はネクスティエレクトロニクスで受注金額は18年1月期売上高(3.82億円)の約2.6%に該当するとしています。

ネクスティエレクトロニクスは自動車向けのエレクトロ製品などを手掛ける半導体商社で、事業拡大への期待感から資金を集める格好となりました。

ただ、発表の前日から動意付く場面が見られており情報が漏れていた可能性があります。

26日には、200円台を回復して取引を終了。一時は10%以上の上昇を見せる場面もあり、投機目的の資金が向かっていたのでしょう。

本日も大きく値を上げていますが、高値圏ではすでに利益確定の売りが散見。

予め仕込まれていたのであれば、短期的には確定売りにより値を落とす公算が大きいので、現水準からの買い付けは控えておきましょう。