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【6954】ファナックの動きが意味すること
2019年04月25日 09:39
工作機械大手で中国関連に位置づけられる【6954】ファナックが24日に本決算を発表。

20年3月期の営業益予想は、前期比▲53.6%減の757億円に落ち込む見通しとしました。

元々、今期の減益が見込まれていましたが、市場予想は1200億円。大きく下回る計画に、市場では嫌気した売りが集中、朝方は一時3%ほどの下落を見せていました。

決算シーズンに入り、国内企業の業績悪化が目立っています。

同じく中国関連の【6506】安川電機も今期は減益予想。【7751】キヤノンも中国の景気減速を背景に、19年12月期営業利益予想を前年比▲20.1%減の2740億円へ下方修正。

中国経済の鈍化は、確実に国内企業の業績に影響を与えています。

主力どころの不調を受けて、日経平均のEPSは大きく落ち込むことが予想され、割安感が失われる事で指数の上値は重いと言えるでしょう。

ダウの高値更新は追い風となりますが、主力企業の好決算が相次ぎ、経済が回復基調にある米国市場独自の買い材料と見ています。

日経平均の年初来高値更新に東京市場は湧いていますが、短期的には調整が入ってもおかしくありません。

一方で、ファナックの想定為替レートは1ドル=100円と保守的で、通期での上振れに期待ができます。

すでに下げ幅を縮めているところを見ると、中国関連に調整が入った場合、保守的な見解を提示している企業であれば、拾ってみるのも1つの手段となりそうです。