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キヤノンの「新しい顔」は30年の海外経験を持つ実力派。
2026年01月29日 11:07
日本を代表する名門企業、高配当銘柄としても常に個人投資家の熱い視線を浴びる「キヤノン(7751)」。この巨艦が、ついに大きな舵を切りました。

29日、キヤノンは小川一登副社長(67)が社長兼COOに就任する人事を固めました。御手洗冨士夫氏(90)が会長兼CEOとして残るものの、「次世代への継承」がいよいよ具体化した形です。

小川新社長のキャリアを見て驚くのは、その圧倒的な「グローバル感覚」です。シンガポールやカナダ、そして巨大市場アメリカ(キヤノンUSA)のトップを歴任し、海外駐在は通算約30年。まさに「売上高の8割が海外」というキヤノンの収益構造を体現するような人物です。

注目したいのは、米州トップ時代の構造改革の手腕です。コロナ禍という未曾有の危機において、既存の販売体制を効率化しつつ、新規事業の芽を育てた実績は、投資家としても安心材料の一つ。

キヤノンが今まさに注力している「印刷機」「医療機器」「半導体露光装置」といった成長領域を、世界市場でどう伸ばしていくのか、小川氏のタクトに期待がかかります。