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24年7月日銀会合の結果について
2024年07月31日 13:26

24年7月日銀会合の結果について


日銀は「0.25%」利上げへ


7月30~31日の日程で開催された日銀の金融政策決定会合において、短期金利を「0.25%程度」に引き上げることが決定されました。(従来は0~0.1%程度)

あわせて、引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整する見通しを示したほか、国債の買い入れ方針について、毎四半期ごとに4000億円程度ずつ減額していく方針を提示しています。

日銀の国債買い入れ額は現在5.7兆円(/月)程度ですが、26年4月にかけて2.9兆円ほどまで減額する方針を示しており、来年6月の金融政策決定会合で中間評価を行うとしています。

この発表を受けて、為替は1ドル=153円台半ばまで円安ドル高が進んだほか、日本の長期金利も低下している状態。初動の反応としては、予想よりも利上げや国債の減額ペースが遅いと判断された可能性がありますが、正確な評価がわかるまではもう少々時間がかかりそうです。

加えて、今晩の米FOMCを受けた後の為替の反応にも、警戒しておく必要があります。

今晩の米FOMCでは米国のインフレ鈍化を受けて、9月利下げの可能性を示す公算があります。米国が利下げ、日本が利上げとなった場合には、為替は円高/ドル安に動くのであわせて注視しておきましょう。

個別では、今回の日銀利上げに伴う金利上昇により、利ざやが拡大することで、地銀を含む銀行株全体の業績期待が高まっています。前場にメガバンク3行は一時上昇率が3%を超えるなど買いを集めており、今週発表される決算明けの反応は特に関心を集めそうです。

また、為替市場において円高/ドル安が進行した場合、内需株へのポジティブな反応に繋がる公算がありますので、あわせて注目しておくと良いでしょう。

日本の利上げに対する反応が予想よりも限られたことで、マーケットは買い安心感からポジティブに動く可能性があります。大きく崩れない場合には、ポジションを増やしていくとよさそうです。