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完全子会社化の発表後、驚く株価急落!!
2024年07月04日 15:17

良いニュースのはずが急落!なぜ?


調剤薬局首位の【9627】アインHDが、主に女性向けのオシャレなインテリア雑貨を販売する「Francfranc(フランフラン)」の全株を取得、完全子会社化した事を発表しました。

調剤薬局と聞くと雑貨屋は全く別分野のように感じますが、コスメに強みを持つドラッグストアも展開しており、実はシナジー効果を見込める両社の提携は非常に良いニュースのように映ります。

ただ、株価は全く逆の動きとなり、【9627】アインHDの本日の株価は-9.26%と大幅な下落。

いったい投資家にはどのように映ったのでしょうか。


ちょっとお高すぎた・・?


株価急落のカギはFrancfrancの業績にあります。

2020年まではほとんど利益の無い苦戦を強いられていたものの、経営陣の交代を契機とするコスト削減や不採算ブランドの閉鎖などが功を奏し、21年以降は20億円以上の純利益を積み上げる事に成功しております。

直近23年は12億円と年々純利益が減っている事は悩ましいですが、営業利益は25億円とある程度の水準は保っている状況です。

ただし、今回の買収額は約500億円。

直近の営業利益で考えれば20年かけてようやくプラスにできますが、企業価値がそのまま続くかは不透明なところ。

もちろんコスメと雑貨、両社の得意分野をかけ合わせて想像を超える業績を示せる事を予期しての決断である事は間違いないですが、株価の反応としてはひとまずマイナス材料として映ったようです。

業績面で課題のあったFrancfranc視点で見ると願ったり叶ったりとなり、もし上場していれば、こちらはとんでもない額のTOBとなり、株主を喜ばせた事でしょう。

両者間のシナジー効果により、株主を良い意味で裏切る結果とできるかどうか。
Francfrancは九州/沖縄から北海道まで、実は全国に店舗はございますので、近くをお立ち寄りの際は一度のぞかれても面白いかもしれません。