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EVの更に先「発電するタイヤ」
2021年09月16日 06:30
世界的にEV(電気自動車)シフトが進む中で、同時に研究・開発が行われているのが「発電するタイヤ」です。

【6762】TDKは、タイヤとホイールで発電するデバイス「InWheelSense」の開発を進めています。 タイヤの回転によって生まれる圧電効果を応用したデバイスで、クルマが時速105kmで直進走行している時に1台あたり平均して1mWの発電が可能になると言います。

【5110】住友ゴム工業と関西大学が開発を進めているのは、タイヤの内面に取り付け可能な摩擦発電機です。 タイヤが地面に接地した際に起こる変形や衝撃で電力を発生させることができ、50km/hで発電量800μW以上を得られることが確認されています。

発電する技術が確立すれば、タイヤそのものに複数のセンサーを取り付ける事ができるようになります。 これまで可動部であるタイヤにはバッテリーの設置が難しい為に、センサーの取り付けが難しいとされてきましたが、この技術で解決できれば複数のセンサーを必要とする自動運転の実用化にぐっと近づくでしょう。

しかも、どちらの研究も実用化レベルに達しており、2022年には製品化される可能性があります。 今年はEV関連の高騰が目立ちましたが、自動車需要の活況も追い風となり来年はタイヤ関連株が主役を担うかもしれません。

住友ゴムだけでなく、【5108】ブリジストンや【5105】TOYO TIRE、あわせてセンサー技術関連の【6618】大泉製作所や【6632】JVCケンウッドなどにも注目しておきたいところです。

いまはまだセンサーデバイスを稼働させる程度の電力確保しかできませんが、研究が進めばEV車そのものをタイヤの給電だけで動かせるようになるかも・・息の長いテーマとして今後の展開に期待しましょう。