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ヒトの遺伝子操作も実用段階へ「ゲノム編集」
2021年09月20日 10:11
もし自分の外見や能力を好きなように選べるとしたら、あなたならどうしますか?

「知能を高くしたい」「顔やスタイルを良くしたい」「運動能力を上げたい」などいくらでも希望が挙げられるでしょう。

一見すると非現実的な話ですが、遺伝子を改変する技術【ゲノム編集】を用いれば実現することが可能です。

現在、ゲノム編集は食品に対して用いられています。

例えば、血圧上昇を抑える効果のあるGABA(ギャバ)の含有量を高くしたトマトが、筑波大発のベンチャー企業:サナテックシードより9月15日に発売されました。

他にも、京都大学と近畿大学が開発した肉厚マダイが、9月にもゲノム編集食品として厚生労働省に届け出が受理される見込みと報じられています。

すでに実用化されているこの技術ですが、ヒトに用いることに付いて専門家の間で議論が行われているのです。

先に挙げたように知能や身体能力を高めることができるだけでなく、ゲノム編集を用いて受精卵の段階で異常な遺伝子を改変すれば、遺伝病の発症を防げる可能性があります。

事実、中国ではエイズウイルス(HIV)に感染しにくくした双子の女児を誕生させたという報告があがっています。

17年3月から18年11月にかけ、7組のカップルの受精卵に対してゲノム編集を適用。 いずれも男性がエイズウイルス(HIV)に感染しており、遺伝子操作によって子供へのウイルス感染を防ぐ狙いがあったとされています。

ただ、倫理性を指摘する声が多く挙げられ、このとき携わった研究者に対しては懲役3年の実刑判決が言い渡されました。

遺伝病の発症を防ぐという利点だけで見ても、その効果は絶大。 医療負担を防ぐことにも繋がるので、一概に問題行為とは言い切れないでしょう。

技術を享受できる富裕層だけが様々な能力を強化し格差拡大に繋がる懸念もありますが、すでに実用段階にあることを考慮すると、近い将来広く普及してもおかしくありません。

しかし、現状では安全性が確認されていないので、例えばゲノム編集ベビーの生殖機能が著しく低下するようなことになれば十分に浸透した未来に子孫繁栄が難しくなり人類が滅亡する・・なんてことにもなりかねないのです。

夢の技術であることには間違いなく、現在、研究が進められている次世代技術の中では非常に大きな影響を及ぼすことは確実。

上場している関連株は少ないものの、国内では【4883】モダリスなどが代表格に挙げられるます。 成長性は大きいので長期スパンで追ってみるのも一つでしょう。