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日本時間8月27日23時~ パウエルFRB議長講演の注目点
2021年08月27日 08:09
いよいよ本日、ジャクソンホール会議においてパウエルFRB議長が講演を行います。

日本時間午後11時頃からユーチューブ経由での講演が予定されており、内容を見極めたいとする動きが強まる見通しです。

今回の講演における最大の焦点は「テーパリング(金融緩和の縮小)の開始時期」、ここに言及するか否かに関心が集まっています。

20日にタカ派である米ダラス連銀のカプラン総裁が新型コロナウイルスの変異株が感染拡大した場合には、テーパリングに対する自身の見解を調整する可能性があると発言したことで、マーケットは堅調な推移が見られていましたが26日の発言では一変。

「現時点で把握できる状況に基づき、この見通しを大きく変更せざるを得ないような事象は見受けられない」として、9月のテーパリング開始を支持する方針を示しました。

さらに、

・米セントルイス連銀のブラード総裁は「テーパリングに着手する必要がある」と表明
・米カンザスシティー連銀のジョージ総裁は「スタートを切ることが重要だと思う」と発言

と示唆する発言が相次いでいます。

雇用や所得の改善が見られる米国ですが、一方でインフレに対する警戒感が高まっており、緩和縮小を求める声が強まっています。

パウエル議長は十分な期間を設けた上で緩和縮小を進める方針を示していますので、仮に、年内に開始する場合は9月FOMCで開始時期について言及する可能性が高いと言えます。 この時の影響を緩和する為に、本日のジャクソンホール会議で示唆する発言をする可能性が高くマーケットでは見極めたいとする動きが強まっています。

仮に、テーパリングが先送りにされる、ないしは、当初予定していたように2022年以降の開始を示唆するようであれば、株式市場は活況付き強含む展開が期待できます。

ただ、早期の開始を示唆した場合は、9月21~22日の日程で開かれるFOMCまでは様子見ムードが続く可能性があります。 いずれにしても、今晩11時の講演が目先の展開に強く影響する為、内容には注目しておきましょう。