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爆買いの次は「ヒマ消費」へ
2021年08月02日 11:08
足元で、ブランド品の価格が高騰しているという話を聞いた事はありますか?

例えば、スイスの高級時計ブランド「ロレックス」の並行輸入品は今年に入り、価格が高騰。 商品によってはHPに記載されている正規価格の2.5倍の値段をつけているものも存在します。

転売を目的に投資対象としての購入が増えているだけでなく、富裕層によるヒマ消費が価格を引き上げているとの見方が強まっています。

渡航制限により海外旅行に行けないので、せめて買い物を楽しもうという動きが中国を中心に加速。 結果、国内でのブランド品の価格高騰につながっているのです。

ハイブランドとして有名な「ルイヴィトン」や「シャネル」などは、中国内で商品の一部を20~40%ほど値上げ。 茶葉なども人気化しており、商品によっては80万元(約1300万円)以上の商品も登場しています。

この流れを受けて、国内企業では【2780】コメ兵や【6993】大黒屋の上昇が続いています。 新型コロナウイルスの感染が再び拡大しており、インバウンド関連には先行き不透明感が強まっていますが、ヒマ消費で思わぬ収益増が期待できるかもしれません。