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中国政府の規制懸念でリスク浮上の銘柄群
2021年08月06日 15:50
お世話になっております。株マイスターの山下です。

足元で一部のゲーム株に激震が走っているのをご存知でしょうか?

3日、中国の国営メディアが中国ゲーム大手のテンセントが展開するオンラインゲームに関して「精神的なアヘンだ」と過激な表現で強く批判したことを発端に、テンセントの株価は一時約-11%の急落を記録。ゲーム関連銘柄へ売りが波及しています。

中国国内ではオンラインゲームにのめり込む若者が増えており、学業が影響が出たり、精神的に不安定になったりするといった指摘が出ているようです。

この記事を受けて、中国政府がゲームに関して新たな規制を敷くという見方が強まっており、懸念が高まっています。

これを受けて、日本株にも影響が出ており、中国人気の高いタイトルを展開しているゲーム企業へ売りが出ています。

中国やアジアの売上比率が約30%の【3635】コーエーテクモHD報道後、4日続落。オンラインゲームを展開する【3659】ネクソンは新安値を更新しています。

また、【9697】カプコンや【7974】任天堂などゲーム主力株も売りがみられており、影響は多岐にわたっています。

中国はゲーム人口は約7億人とといわれており、市場規模は相当なもの。どのような規制になるのかは現時点では不明ですが、販売規制等につながった場合には非常に大きな問題となるでしょう。

ゲーム株を手掛ける場合には中国での売上比率などは注意しておいた方が良いかもしれません。