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米FOMCの結果と本日の見通しについて 2021/06/17
2021年06月17日 07:13
注目されていた米FOMCでは、2023年に“前倒し”して利上げを実施するとの見通しが示され、市場予想よりも早い時期の利上げが示唆されました。

テーパリング(量的緩和の段階的縮小)についても“討議を開始”したと発表しており、いつどのような形で開始するかが今後話し合われる予定です。

FRBは、現時点では月800億ドルの米国債と月400億ドルのエージェンシーローン担保証券の購入を継続するとしていますが、早期に終了する可能性が高まってきました。

今年のインフレ率見通しについても、前回見通しの6.5%から7.0%へと上方修正しており、米国経済の回復ピッチはFRBの予想外にはやまっています。

また、目的としている「雇用の安定化」についても、9月の期限を前に失業給付が停止する州が増えており、求人需要は跳ね上がる公算が大きいと言えます。 来月・再来月の雇用統計で改善が見られれば、テーパリングの開始時期に対する警戒感は一段と高まることになりそうです。

一般的にはテーパリングの開始は、株式から債券への資金シフトが進み、株価の下落要因になると考えられています。

もっとも、米FOMCを受けてドル円は110円台後半までドル高が進行したものの、警戒されていた米国10年債利回りは上昇(=価格は下落)しており事前に織り込んでいた可能性があります。

16日のNYダウは265.66ドル安と下落したものの、NASDAQやS&P500は引けにかけて急速に下げ幅を縮めており、下値を拾う動きが散見されています。

日本株はTOPIXが16日まで上昇を続けていたので、一旦の調整を挟むことが予想されますが長期的にドル高基調が続くようであれば、輸出関連には追い風でしょう。 金利の上昇が追い風となる銀行や生保などとあわせて、物色が進む事になりそうです。

一方で、VIX恐怖指数が上昇しており、一時的に調整が起きてもおかしくありません。 キャッシュの一部は残しておき、いつでも安いところを拾えるように備えておきましょう。