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株式非公開化の思惑浮上 どうなる東芝
2022年03月25日 15:57

モノ言う株主との対立が続く【6502】東芝は2月7日に企業価値の向上を目的にデバイス部門を独立させ、会社を2分割する計画を発表。更に株主還元を2年間で3000億円を充てる方針も明らかにしていました。

しかしながら、3月24日に開かれた臨時株主総会で大株主からは再建の道筋が見えないと2分割案を否決される展開に。

更には物言う株主である3Dインベストメント・パートナーズが東芝株の非公開化の積極検討を求める株主提案をしました。

こちらも否決されたものの、経営再建を目指す東芝は混迷を極めています。

否決されたものの、非公開化検討を求めている物言う大株主は多数であり、25日には日本経済新聞が株主非公開化に向けて検討を始めると報じています。

記事では、「非公開化をにらみ、国内投資家を軸とした買収案策定について金融機関との調整を始めた。分割を前提とした事業売却などの戦略も練り直す。」と伝えており、非公開化の思惑により買いを集める展開がもみられました。

日本を代表する企業だった東芝が今後どのような対応を迫られるのか、注目を集めることとなるでしょう。