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日銀の金融政策について 23/01/18
2023年01月18日 12:21
(追記)

新たに決定した「共通担保資金供給オペの拡充」について、黒田日銀総裁は会見で「現物国債の需給に直接的な影響を与えることなく、長期的な金利の低下を促すことができる」との考えを示しました。

今回の拡充による変更点は主に2つ。

1.日銀があらかじめ決める「固定金利方式」において、金利を従来の0%から買い付け毎に決定する方式へ変更
2.貸付利率を入札で決める「金利入札方式」において、期限の上限を従来の1年から10年に延長

また、上記についてはマイナス金利での貸し付けの可能性を排除しないと総裁は発言しています。

これにより金融機関は日銀から低金利で借り入れた資金で、利回りの高い国債を買うことができ利ざやを稼げるようになります。

金融機関が買うことで日銀が国債を買わなくても金利低下を促すことができるので、目先は長期金利の上昇を抑えることができるでしょう。

短期的にはネガティブと思われていた銀行株ですが、この拡充により利ざや拡大を狙うことができるようになるので、先取りした買いが向かう公算があります。






1月18日の日銀の金融政策決定会合の結果が、先ほど発表されました。

方針については現状維持を決めたことで、日経平均先物は大きく上昇しており、後場は堅調な展開に期待ができるでしょう。

今回の会合では新たに「共通担保資金供給オペの拡充」が決まりました。

これは日銀が、適格担保取扱基本要領に基づき適格と認める金融資産(国債や社債など)を担保として資金を供給するという金融緩和の一環です。

元々は誘導目標金利(0%)に沿って金利水準を決めていたものが、国債市場の実態に基づいて決定する形へと変更されています。

後場は500円以上の上昇で始まる見通し、為替が130円台で推移していることも相まって、銀行を除く多くの業種で全面高が期待できそうです。

マーケットは「強気」と考えて良いでしょう。ヘッジで空売りが仕掛けられていたこともあり、売り残の多い銘柄には買戻しが進みやすいので狙ってみるのも一手となります。