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4月1日以降に起こること
2024年04月01日 15:07

新年度の始まりと株式市場の動向


新年度の始まりと物価高騰

本日は4月1日の年度初め。

物価高騰の波は引き続いており、新年度から値上げされる商品は約2800品目に上るとのこと。


4月1日以降の規制と関連銘柄への注目

株価に関わる事で言えば、やはり物流業界を始めとした「2024年問題」。

4月1日以降、トラックやタクシーなどの運転業、建設業、医師等の時間外労働の上限について、ついに規制が入ります。

保管・搬送システムにおいて世界首位級の安定感を誇る【6383】ダイフクや、建設業向けの人材派遣を営む【9163】ナレルグループなど関連株として既に注目を集めた銘柄の再動意や、全く新しい銘柄の上昇もきっかけ一つで引き続き期待が持てるでしょう。


株式分割や市場動向に対する期待

また、4月1日を効力日として株式分割を実施する企業はじつに60社に迫る数となり、これは昨年同日の倍以上の数字。

10分の1の割当比率となり、本日上昇が期待された【7011】三菱重工業は大きく売りが出て-4.59%となるなどなかなか一筋縄では行きませんが、他の狙い目の銘柄と併せてインするタイミングをしっかりと計りたいところです。

新NISAを契機とする個人投資家の流入と、東証による低PBR改善要請などが重なり、通常でも株価対策が実施されやすい4月から5月に向けて、株価に好影響を及ぼすアナウンスは引き続き例年以上の加速が見られる事でしょう。

年明け以降の良い事や悪い事は一旦リセットし、新年度を契機として、気持ちを新たに相場や私生活にも取り組んでまいりましょう!