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トップが謝罪。富士通が大変な事に・・・
2024年01月19日 15:45

「イギリス史上最大の冤罪事件」

このただならぬスキャンダルに、日本の【6702】富士通が当事者として取り沙汰されています。

イギリスの郵便局において、窓口の現金と会計システム上の残高が合わなかったなどとして、1999年~2015年の間に900人以上の職員が横領などの罪に問われました。

多額の弁済による破産者や自殺者まで出し、イギリス国内で大変な騒ぎとなったこの事件。

なんと後に、富士通が買収したイギリスのIT企業が搬入した会計システムに欠陥があった事が発覚。

長らく裁判が続いておりましたが、16日に富士通の代表取締役社長が初めて公の場でコメントし、関係者への謝罪の言葉を述べました。

今後は賠償も含めた責任追及が進むものと思われますが、海外の訴訟に関する賠償責任や賠償額は想像を絶するものがあり、近い事例としては99年の東芝の集団訴訟が思い起こされます。


アメリカにて販売したノートPCに、データを破壊する可能性のある不具合が見つかったという内容でしたが、この件に関しては実際の被害は無く、あくまで可能性があるというだけの話でした。

にも関わらず、和解のために発生した費用は1100億円。東芝はこの年の業績予想を350億円下方修正する事となりました。

富士通に関しては明確に被害者がおり、その数も甚大。いったいどういう結末を迎えるのか、現時点では想像もつきません。

株価は今週1000円以上の下落を見せたものの、18日、19日と反発が見られ、株価への反応は事件の大きさに比べると限定的。

もしも賠償額が少額で済むのであれば買い時とも言えますが、かなり危ない橋を渡る事になるものと思われます。