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11月30日～12月1日 今週動いた銘柄と週後半の相場見通し
2017年11月29日 17:40
≪ 今週のマーケット推移 ≫
今週の東京市場は、もみ合いとなりました。
週明け27日の東京市場は、米国株高を受けて買いが先行するも円相場が111円台前半まで強含んだ事で、輸出株を中心に軟調に推移。
翌28日も一時プラス圏へ浮上する場面が見られるも、韓国市場で半導体世界首位のサムスンが急落したことで国内でも半導体関連へ売りが波及。子会社でデータ改ざんがあったと発表した【3402】東レの急落も指数の重しとなりました。
ただ、29日の取引では、米国株が税制改革への期待感から大幅高したことで連れ高しており、3日ぶりに反発。北朝鮮が29日早朝に日本海へ向けて、ミサイルを発射しましたが影響は限られています。
また、外部環境の影響を受けにくい新興市場は、週内を通してこじっかりとした展開。中でも、28日～29日にかけて4社が新規上場しており投機目的の資金が集中、【9264】ポエックは公募価格の4.37倍で初値を付けました。
個別では中国の習近平国家主席が、観光業の発展へ向け各地にきれいなトイレを整備する「トイレ革命」を推進するように指示したと報じられた事で【5341】アサヒ衛陶や【7985】ネポンの高騰が目立っています。
≪ 後半の注目ポイント ≫
週後半の戦略としては、割安株への物色を進めていきましょう。
円相場が一時1ドル110円台と約2ヵ月ぶりの円高・ドル安水準をつけたため、輸出関連や半導体などハイテク株には売りが優勢となっています。
米モルガン・スタンレー証券が26日付の投資家向けレポートで、半導体需要サイクルが下降局面に入ったと指摘し、韓国サムスン株が急落。
国内でもNAND型フラッシュメモリーでサムスンに次ぐシェアを持つ【6502】東芝が売られたほか、製造装置大手【8035】東京エレクトロンや【8036】日立ハイテクの株価が急落しました。
こうしたグロースと呼ばれる銘柄が売られる一方で、PERやPBRなどの投資尺度に照らして割安感があるバリュー株に資金が流れています。
代表的なところでは、PBR:0.8倍の【5401】新日鐵住金、PER:7.6倍の【8053】住友商事が29日に4％前後の上昇率を見せ、グロース→バリューへの資金シフトの兆候が見受けられます。
今週から来週にかけ、総額4兆円を超える中間配当の払い込みが行われるため、一部は再投資として、こうしたバリュー株購入に流れる公算があります。
バリュー株への見直し機運が高まっており、PBR:1倍割れ、PER:10倍以下の割安株を見直してみるのも一案でしょう。
また、年末へ向けたポジション整理が広がっており、【9972】アルテックなど信用売り残の多い中小型株には買戻しによる株価上昇が見られています。弊社でも信用売り残の多い中小型株をこちらのページにてお伝えしていますので、併せてご覧下さいませ。
※上記URLは単発スポットプラン詳細ページとなります。
※本ページ内でご紹介しているのは11/27～12/4 朝10時まで開催の単発スポットプランとなります。
今週の東京市場は、もみ合いとなりました。
週明け27日の東京市場は、米国株高を受けて買いが先行するも円相場が111円台前半まで強含んだ事で、輸出株を中心に軟調に推移。
翌28日も一時プラス圏へ浮上する場面が見られるも、韓国市場で半導体世界首位のサムスンが急落したことで国内でも半導体関連へ売りが波及。子会社でデータ改ざんがあったと発表した【3402】東レの急落も指数の重しとなりました。
ただ、29日の取引では、米国株が税制改革への期待感から大幅高したことで連れ高しており、3日ぶりに反発。北朝鮮が29日早朝に日本海へ向けて、ミサイルを発射しましたが影響は限られています。
また、外部環境の影響を受けにくい新興市場は、週内を通してこじっかりとした展開。中でも、28日～29日にかけて4社が新規上場しており投機目的の資金が集中、【9264】ポエックは公募価格の4.37倍で初値を付けました。
個別では中国の習近平国家主席が、観光業の発展へ向け各地にきれいなトイレを整備する「トイレ革命」を推進するように指示したと報じられた事で【5341】アサヒ衛陶や【7985】ネポンの高騰が目立っています。
≪ 後半の注目ポイント ≫
週後半の戦略としては、割安株への物色を進めていきましょう。
円相場が一時1ドル110円台と約2ヵ月ぶりの円高・ドル安水準をつけたため、輸出関連や半導体などハイテク株には売りが優勢となっています。
米モルガン・スタンレー証券が26日付の投資家向けレポートで、半導体需要サイクルが下降局面に入ったと指摘し、韓国サムスン株が急落。
国内でもNAND型フラッシュメモリーでサムスンに次ぐシェアを持つ【6502】東芝が売られたほか、製造装置大手【8035】東京エレクトロンや【8036】日立ハイテクの株価が急落しました。
こうしたグロースと呼ばれる銘柄が売られる一方で、PERやPBRなどの投資尺度に照らして割安感があるバリュー株に資金が流れています。
代表的なところでは、PBR:0.8倍の【5401】新日鐵住金、PER:7.6倍の【8053】住友商事が29日に4％前後の上昇率を見せ、グロース→バリューへの資金シフトの兆候が見受けられます。
今週から来週にかけ、総額4兆円を超える中間配当の払い込みが行われるため、一部は再投資として、こうしたバリュー株購入に流れる公算があります。
バリュー株への見直し機運が高まっており、PBR:1倍割れ、PER:10倍以下の割安株を見直してみるのも一案でしょう。
また、年末へ向けたポジション整理が広がっており、【9972】アルテックなど信用売り残の多い中小型株には買戻しによる株価上昇が見られています。弊社でも信用売り残の多い中小型株をこちらのページにてお伝えしていますので、併せてご覧下さいませ。
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