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10月05日~10月06日 今週動いた銘柄と週後半の相場見通し
2017年10月04日 17:56
≪ 今週のマーケット推移 ≫

 今週の東京市場は上値を追う展開。

週初から日経平均は堅調に推移。日銀が2日に公表した9月短観で、大企業製造業の業況判断指数(DI)がプラス22と10年ぶりの高水準だったほか、半導体や自動車関連の設備投資の好調さが確認されたことが手がかりとなり、設備投資関連の【6954】ファナックや【8035】東京エレクなどに資金が向かいました。

翌3日には堅調な米国株や為替を好感して主力の輸出株を中心に買いが波及。日経平均は3ケタの上昇を記録し、約2年1ヶ月ぶりの高値を更新。最高値を更新する米国株につられる形で日経平均も連日で高値を更新しており、4日の取引では20,626.66円で終えています。

個別ではノーベル賞の日本人受賞に期待した買いが広がり、【4528】小野薬品が高騰した他、3日に発表された物理学賞で、宇宙から届く「重力波の検出」に成功したアメリカの研究者3人が受賞した事で、大型重力波望遠鏡に製品を提供している【7713】シグマ光機が買われました。

一方で、北朝鮮に対する警戒感から防衛関連とされる【4274】細谷化工や【8023】大興電子通信が4日に年初来高値を更新したほか、【6208】石川製作所に至っては3490円と上場来高値まで買われています。


≪ 後半の注目ポイント ≫

 週後半の戦略としては、日経の動きの陰で出遅れている中小型株を狙っていきましょう。

米国株の上昇の勢いは留まる所を知らず、3日にはダウ工業株30種平均など主要3指数がそろって最高値を更新しました。

全米サプライマネジメント協会(ISM)が2日に発表した9月の製造業景況感指数が60.8と、約13年ぶりの高水準に上昇。

また、8月下旬から9月上旬に米南部を襲った大型ハリケーンにより、洪水で流された自動車の買い替え需要が発生し、9月の米新車販売が152万台(前年比6%)と大幅に押し上げられたことも、米国株を押し上げる要因になっています。

国内では10月22日の衆議院総選挙を前に政治情勢が混沌としており、積極的に手掛けづらい局面ではあるものの、米国株高の追い風を受け、4日に日経平均は20626円の年初来高値を更新しました。

ただ、週末にかけては北朝鮮情勢が相場の重荷になる可能性が高く、短期的には売り圧力が強まりやすいと考えられます。

3連休明けの10日(火)に北朝鮮の朝鮮労働党創建記念日を迎えます。4日には日米首脳による電話会談が急遽セッティングされたことも、不安心理に拍車をかけています。

連休を前にした手仕舞い売りが進むことで6日にかけて伸び悩む恐れがある反面、事前の警戒感が強いこともあり、ミサイル発射などの動きが無いようであれば、リスクテイクが強まるでしょう。

日経平均は今月半ばにかけて、2015年に付けた高値(20952.71円)を目指す動きが期待できそうです。

なお、高値を更新する日経平均に反して、中小型株には軟調な推移が見られており、弱含むものも少なくありません。主力どころへの資金シフトが進んでいる事が要因と見ていますが、指数の上昇にもまもなく一服感が広がる公算が大きい事から今の内に仕込んでおくと良いでしょう。

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