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違法建築見つかり、レオパレスが大ピンチ
2018年05月30日 09:48
単身者向けアパートの建築、転貸を展開する【8848】レオパレス21が窮地に立たされています。

2017年12月26日放映のテレビ東京「ガイアの夜明け」において、アパートのオーナーとの間で契約をめぐるトラブルが各地で発生している事を報道。

5月29日には、第二弾として違法建築疑惑に対して報じられる事となりました。

レオパレス側は、テレビ放映の前に会見を行い違法建築の存在について認めると調査結果を公表。

集合住宅で各住戸を仕切る壁(界壁:かいへき)について、約1万5000棟のアパートを調べたところ、遮音性能の基準が建築基準法の基準を満たしていなかったものが206棟に及ぶと発表しました。

今後は3万7853棟を調査するとしており、本日は一時14.6%の下落。当面は収益への影響を警戒した売りが続く事になりそうです。

メディアの放映が株価に与える影響は無視できません。

レオパレスは下落に見舞われましたが、反対に、3月20日にガイアの夜明けで取り上げられた【3053】ペッパーフードサービスは差別化戦略が好感され、半月ほどで株価が1.46倍まで上昇しました。

銘柄選定の際は、SNSだけでなくテレビ欄のチェックも行うと、思わぬ掘り出し物が見つかるかもしれません。


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