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【8848】レオパレス21、株価も21分の1?
2019年02月13日 10:52
単身者向けアパートを展開する【8848】レオパレス21の下落が止まりません。

2月5日の「ガイアの夜明け」にて、同社の告発特集の第三弾が放映されました。

今回の放送では、会社側から約束された全棟調査や補修工事が進んでいない事が告発されたほか、13年に行われた公募増資で、社内の問題点を隠して増資を募ったことに対する違法性が指摘されており、投資家の信頼を一層失う格好となりました。

そこに追い打ちをかけるかのように、7日には建築基準法に違反の疑いのある施工物件が新たに1324棟確認されたと発表。あわせて通期の営業損益見通しを▲380-400億円の赤字に引き下げています。

その後、株価は連日でストップ安売り気配。本日、3日ぶりに値を付けましたが、すぐにストップ安売り気配となり、10時半時点で250万株の売り注文が観測されている状態です。

2~3月にかけては新居探しが積極的に行われる時期。

今回の報道と発表により、信頼を失った同社は来期以降の業績も大きく悪化することになりそうです。

株価が21分の1まで落ち込むというのは言い過ぎでしょうが、上場来安値となる67円を試す恐れがあり、高値から15分の1程までは値を落とすかもしれません。

同じく問題を起こした【1435】TATERUなどもつれ安する恐れがあるので、注意しておきましょう。