証券用語集
株価に関する用語を分かりやすく解説します。知りたい用語を選択してください。
標準物(ひょうじゅんもの)
国債先物取引の取引対象として、東京証券取引所が利率、償還期限を標準化して設定した架空の債券のことをいいます。 標準物を取引対象とする方式は、対象銘柄を変更する必要がないこと、個別銘柄の属性が捨象されること及び価格の継続性が維持されることなどの長所を持ち、海外の債券先物取引においても一般的に用いられています。 現在、国債先物取引については、中期国債標準物(額面100円、利率 年3パーセント、償還期限5年)、長期国債標準物(額面100円、利率 年6パーセント、償還期限10年)、超長期国債標準物(額面100円、利率年6パーセント、償還期限20年)の3つの標準物が設定され上場されています。