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大発会(1月4日) 大引けの注目点について
2019年01月04日 11:50
1月4日、大発会の日経平均は前場を600円超の下落で終えています。
3日の米国市場でダウ平均株価が急落。終値は前日比660ドル安の2万2686ドルと大幅に3日続落しました。
アップルが売上高予想を下方修正したことがきっかけでした。2019年第1四半期(2018年10~12月)の売上高予測について、従来予想(890億ドル~930億ドル)から840億ドルに引き下げています。
主力製品のスマートフォン「iPhone」の販売が振るわないことはすでに観測として伝わっていましたが、最も落ち込んだのが、中華圏(中国・香港・台湾)だったため、米中貿易摩擦の影響が意識されました。
その結果、中国での売上比率が高いキャタピラーやボーイングなど輸出株が売られるなど幅広い輸出セクターに売りが波及した格好です。
一方、ダウ平均を構成する30銘柄の中で、通信大手のベライゾンコミュニケーションは前日比0.36%高の56.22ドルと、唯一の値上りとなっています。
米中貿易摩擦を巡る先行き不透明感から、輸出銘柄からの資金回避が強まる恐れがあります。
その反面、外部環境の影響を受けにくい内需株の中でも、景気変動の影響を受けにくい通信株は、リスク回避を目的とした資金が流れる可能性があるため、米中摩擦の避難先として狙ってみるのも1つでしょう。
また、日経平均が3%超下げているのに対して、マザーズ指数はわずか0.21%の下落にとどまっています。
新しい年を迎え、個人投資家の新興株買いが散見されており、強含む格好となっています。
大引けにかけてプラスへ転じてくる場合は、投資家センチメントの改善へ繋がる公算が大きいので、大引けまでマザーズ指数の動向に注視しておきましょう。
⇒2019年注目の銘柄はこちらでご紹介しています。
※上記URLは単発スポットプラン詳細ページとなります。
3日の米国市場でダウ平均株価が急落。終値は前日比660ドル安の2万2686ドルと大幅に3日続落しました。
アップルが売上高予想を下方修正したことがきっかけでした。2019年第1四半期(2018年10~12月)の売上高予測について、従来予想(890億ドル~930億ドル)から840億ドルに引き下げています。
主力製品のスマートフォン「iPhone」の販売が振るわないことはすでに観測として伝わっていましたが、最も落ち込んだのが、中華圏(中国・香港・台湾)だったため、米中貿易摩擦の影響が意識されました。
その結果、中国での売上比率が高いキャタピラーやボーイングなど輸出株が売られるなど幅広い輸出セクターに売りが波及した格好です。
一方、ダウ平均を構成する30銘柄の中で、通信大手のベライゾンコミュニケーションは前日比0.36%高の56.22ドルと、唯一の値上りとなっています。
米中貿易摩擦を巡る先行き不透明感から、輸出銘柄からの資金回避が強まる恐れがあります。
その反面、外部環境の影響を受けにくい内需株の中でも、景気変動の影響を受けにくい通信株は、リスク回避を目的とした資金が流れる可能性があるため、米中摩擦の避難先として狙ってみるのも1つでしょう。
また、日経平均が3%超下げているのに対して、マザーズ指数はわずか0.21%の下落にとどまっています。
新しい年を迎え、個人投資家の新興株買いが散見されており、強含む格好となっています。
大引けにかけてプラスへ転じてくる場合は、投資家センチメントの改善へ繋がる公算が大きいので、大引けまでマザーズ指数の動向に注視しておきましょう。
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