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11月22日 今週動いた銘柄と相場見通し
2018年11月21日 17:46
≪ 後半の注目ポイント ≫

 週後半の戦略としては、様子見ムードが強まる事になりそうです。

米国株式相場が不安定な値動きを続けています。20日のNYダウは551ドル安と急落し、年初来で再びマイナス圏に沈みました。

「iPhone」の販売不振への懸念からアップル株が5%安と大幅続落したほか、原油が1年1ヶ月ぶりの安値を付けたことで石油メジャーが売られ、指数を押し下げた格好です。

アップル製品には日本の電子部品が多く採用されていることから、「iPhone」の販売動向は国内上場企業の業績にも大きな影響を与えます。

「iPhone XR」向けに液晶パネルを供給する【6740】ジャパンディスプレイは21日に一時68円まで値を下げ、上場来安値を更新しました。

米国では、感謝祭明けの23日にブラックフライデーのセールが始まります。販売不振が報じられているiPhone動向に一喜一憂する展開が続きそうです。

一方、米国株安のもう一つのきっかけとなっている原油安については、日本経済全体にとってポジティブ。原油安で恩恵を受ける銘柄群への物色が続きそうです。

【9501】東京電力ホールディングスの株価が21日、一時681円まで上昇し、連日で年初来高値を更新しました。

原発再稼働が見通せない同社は、発電量に占める火力発電の比率が8割を超え、原油安が収益改善につながる原油安メリット株です。

米国ではホリデーシーズンが始まるほか、日本でも3連休を控えることから、22日は積極的に動けないことが予想されます。

「他に買える銘柄が無い」という消極的な理由にはなりますが、東電の様な原油安メリット株、外部環境の影響を受けにくい内需株がリスク回避資金の受け皿になる可能性があります。

また、主力が手掛けにくい中で、個別での投機売買が活発化する見通し。日ばかりとはなりますがデイトレードで銘柄をまわすのも一つの手段となります。

なお、弊社では現在、2019年に期待されるテーマ株をご紹介しています。来年へ向けて仕込む銘柄をお探しの際は、是非、こちらをお取り組み下さい。


※本ページ内でご紹介しているのは11/19~11/26 朝10時まで開催の単発スポットプランとなります。