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本日の相場動向に関して 2020/03/19
2020年03月19日 08:19
18日のNYダウは1338ドル安。原油価格の急落のほか、世界経済に対する警戒感から売りが優勢。今週2度目のサーキットブレーカーが発動され、取引が一時停止するなど、パニック売りが続いています。
ダウは2016年11月にトランプ政権発足後の上昇分を全て消し、終値でも節目となる2万ドルを割り込みました。
投資家の資産の現金化が進んでおり、ドルの需要が増加。為替相場では、ドル高が進み108円台でドル円相場は推移しています。
米国株安はネガティブながら、日本株のみで見ると
・「日銀による買い支え」
・「決算期末が3月期の企業が多く権利取りの動きが進みやすい」
・「円安や原油安による収益増」
などのポジティブ要因が多く、下値は限られるでしょう。
また、米国市場の派手な値動きの背景には、デイトレによる売買が影響している可能性が高いと言えます。取引終盤で極端な動きをするのも、利確によるものと見ており、過度に警戒する必要はありません。
前日の取引でダウの急落を先取りしていた面も強く、寄り付きから小じっかりとした展開が期待できそうです。
加えて、先程ECBは、新型コロナウイルスの流行で経済への影響が広がる中、域内の借り入れコスト押し下げに向け、7500億ユーロ(約90兆円)の緊急債券買い入れプログラムを開始すると発表しました。
欧州の債券は利回りが急上昇していた為、これに対応する形での対策となります。
これを受けてNY先物は500ドルほど上昇しており、寄り付きから日本株も買いを集める見通し。日経平均は17000円を回復することになりそうです。
■日銀の「買い方」が焦点
17日の取引で、日銀はETFの買い入れを1002億円から1204億円へ引き上げました。
従来の後場からの買い付けではなく、前場から買い進めていたものと見られ、買付方針を変更してきています。
本日も前場から買い進めてくるようであれば、好感した買いが追随する公算があります。
一方で、本日の大引後(16:15分予定)には2月の訪日外客数の発表があります。
人の往来が制限される中で国内経済への影響を把握する為にも、内容には注目しておきましょう。
なお、【4901】富士フィルムの「アビガン」が新型コロナウイルス感染症に対する有効性が中国で認められたとしていますが、他にもエボラ出血熱の治療薬である「レムデシビル」の臨床実験も行われています。
国内では、今月より治験が開始されており、中国では4月に結果が出る見込み。国内でも有効性が確認されれば、混乱は急速に収束へ向かうでしょう。
ダウは2016年11月にトランプ政権発足後の上昇分を全て消し、終値でも節目となる2万ドルを割り込みました。
投資家の資産の現金化が進んでおり、ドルの需要が増加。為替相場では、ドル高が進み108円台でドル円相場は推移しています。
米国株安はネガティブながら、日本株のみで見ると
・「日銀による買い支え」
・「決算期末が3月期の企業が多く権利取りの動きが進みやすい」
・「円安や原油安による収益増」
などのポジティブ要因が多く、下値は限られるでしょう。
また、米国市場の派手な値動きの背景には、デイトレによる売買が影響している可能性が高いと言えます。取引終盤で極端な動きをするのも、利確によるものと見ており、過度に警戒する必要はありません。
前日の取引でダウの急落を先取りしていた面も強く、寄り付きから小じっかりとした展開が期待できそうです。
加えて、先程ECBは、新型コロナウイルスの流行で経済への影響が広がる中、域内の借り入れコスト押し下げに向け、7500億ユーロ(約90兆円)の緊急債券買い入れプログラムを開始すると発表しました。
欧州の債券は利回りが急上昇していた為、これに対応する形での対策となります。
これを受けてNY先物は500ドルほど上昇しており、寄り付きから日本株も買いを集める見通し。日経平均は17000円を回復することになりそうです。
■日銀の「買い方」が焦点
17日の取引で、日銀はETFの買い入れを1002億円から1204億円へ引き上げました。
従来の後場からの買い付けではなく、前場から買い進めていたものと見られ、買付方針を変更してきています。
本日も前場から買い進めてくるようであれば、好感した買いが追随する公算があります。
一方で、本日の大引後(16:15分予定)には2月の訪日外客数の発表があります。
人の往来が制限される中で国内経済への影響を把握する為にも、内容には注目しておきましょう。
なお、【4901】富士フィルムの「アビガン」が新型コロナウイルス感染症に対する有効性が中国で認められたとしていますが、他にもエボラ出血熱の治療薬である「レムデシビル」の臨床実験も行われています。
国内では、今月より治験が開始されており、中国では4月に結果が出る見込み。国内でも有効性が確認されれば、混乱は急速に収束へ向かうでしょう。
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