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6月1日~6月2日 今週動いた銘柄と週後半の相場見通し
2017年05月31日 18:03
≪ 今週のマーケット推移 ≫

 今週の東京市場で日経平均株価は下げてスタート。

北朝鮮が弾道ミサイルを発射したと伝わり、地政学リスクに対する警戒感から売りが出たものの、下げ幅は限定的。

ただ、29日の米国市場がメモリアルデーにより祝日となる事から、上値を追う材料に乏しく方向感に欠ける展開となりました。

翌30日にも手がかり材料に乏しく上げ幅は限られていましたが、日経平均への指数寄与度が高く個人投資家の人気も高い【9984】ソフトバンクグループが一時9000円台乗せ。31日の取引では上場来高値を更新しました。

新興市場への個人投資家の資金流入も見られており、マザーズ指数は年初来高値を更新。一時は1109.71ポイントまで上昇していますが、2016年に付けた高値1230.82ポイントまで1割以上もかい離がある事から、上値余地は十分だと言えそうです。

個別では、ビットコイン取引所を運営する【3825】リミックスポイントが連日でストップ高を記録したほか、仮想通貨を発行する【3807】フィスコが大商いをこなして上昇するなど市場の物色を集めています。


≪後半の注目ポイント≫

 週後半の戦略面に関しては、テーマ株の動向が焦点となります。

5月31日(水)までに日経平均株価は4日続落。【5401】新日鐵住金や【5002】昭和シェル石油など資源関連株が年初来安値を更新しました。

また、北米自動車販売の減速懸念が重荷となり、【7270】SUBARUが安値を更新するなど、主力株は冴えない動きが目立っています。

一方、日経ジャスダックは31日までに3日続伸。東証マザーズ指数は8日続伸と、中小型や新興株への資金流入は続いています。

6月2日に5月の米雇用統計が発表されるため、雇用統計待ちで主力株は手掛けづらい状況が続くでしょう。

そのため、週後半にかけてはゲーム株、ビットコイン関連など足もとで賑わっているテーマ株への物色が続く公算が大きいといえます。

また、政府は30日、成長戦力の素案をまとめました。人工知能(AI)やビッグデータを起爆剤に「第4次産業革命」を目指すことを柱としており、テーマ株物色のきっかけになるものと見ています。

弊社では現在、2つのテーマを有した銘柄をこちらのページでご紹介しています。

1つのテーマのみだと上昇幅は限られますが、2つのテーマを持つことで息の長い上昇を見込んでいますので、是非ご覧下さいませ。

※上記URLは単発スポットプラン詳細ページとなります。