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全面安で買われつづける「バカマツタケ」銘柄
2018年10月25日 10:45
肥料や機能性材料を開発する【4025】多木化学が一時26%の逆行高をみせています。

同社は4日、マツタケの近縁種の「バカマツタケ」の完全人工栽培に成功したことを発表。マツタケよりやや早い時期に発生することから名称に「バカ」がついているキノコですが、香りも味もマツタケ以上とも言われています。

マツタケの人工栽培の成功例がない中、近縁種であるバカマツタケの完全人工栽培が成功したことを機に業績拡大の期待が広がり、発表後、買いが継続。

発表前の株価5150円から2.5倍の12950円まで上昇しました。

全体相場が方向感に乏しい状況にあることから、目先の材料発表に個人投資家が好感した結果、急騰をみせています。

その他に個人投資家の話題を集めていた銘柄と言えば、長らく上昇トレンドを形成していた【3356】テリロジーがありますが、本日は20%近い下げ幅をみせています。

株価は過熱感が強まれば、利益確定売りが先行しやすいものです。【4025】多木化学は極めて短期間で上昇しており、25日移動平均線とのかい離率が87%と過熱感が非常に高い状況です。今からエントリーするのは控えられた方が賢明でしょう。