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5月15日~5月17日 今週動いた銘柄と週後半の相場見通し
2017年05月17日 18:08
(5月18日:追記)
トランプ米大統領によるロシアを巡る司法妨害に対する疑惑が広がり、17日のNY株式市場では3指数揃って急落。
ダウとS&P500は昨年9月9日以来、ナスダックは昨年6月24日以来最大の下げ幅を記録しており、東京市場への影響が懸念されます。
ドル円相場は110円台まで円高に振れており、東京市場でも輸出関連を中心に売りが広がる見通しです。
政策に対する先行き不透明感は根強い反面、思惑株など一部の個別材料株には投機目的の資金が流れる可能性があります。
主力株の売却は進めておき、反対に好業績ながら売られている銘柄の動向は追っておきましょう。相場反転のチャンスにすぐにお買い付け頂けるよう、余力を残しておいて頂くことをお勧めします。
≪ 今週のマーケット推移 ≫
今週の東京市場は2万円を伺う展開となりました。
週末に北朝鮮がミサイルを発射した事で、投資家心理が悪化し15日の取引では売りが先行してスタート。100円超の下落で寄り付くも、不動産や鉄道など含み資産株に見直し買いが進み下げ幅を縮小。【8802】三菱地所や【8830】住友不動産に見直し買いが入りました。
翌16日には、海外株高を好感して【9984】ソフトバンクや【8035】東京エレクなど、日経平均への指数寄与度が高い銘柄が買われ、9時30分過ぎには19998円49銭と2万円まで1円50銭あまりに近づく場面が見られています。
もっとも、17日の取引では売りが優勢となり、5日線(19,890円)を割り込んで推移。大台に乗せる前に伸び悩むこととなり、2万円回復はしばらく先送りとなりそうです。
個別では世界規模で発生したサイバーテロ攻撃を受けて、情報セキュリティー関連へ買いが集中。【3692】FFRIや【3042】セキュアヴェイルなど関連株の一角に資金が向かったほか、16日に秋篠宮ご夫妻の長女眞子様が婚約される事が報じられ、【4696】ワタベウエデイングや【4331】テイクアンドギブニーズなどに買いが向かいました。
≪後半の注目ポイント≫
週後半の戦略面に関しては、外国人投資家の買いが焦点となります。
日経平均は16日(火)に19998円まで上げ幅を広げるも、またしても2万円の壁に阻まれ、押し戻されることとなりました。
トランプ米大統領が、政権とロシアの関係を調査していたコミーFBI長官を9日に解任した事に続き、ロシアに機密情報を漏らしたとの疑惑が持ち上がり、トランプ政権に対する不信感が高まっています。
米政権運営に対する先行き不透明感から米長期金利が2.3%台を割り込んでおり、円高圧力が強まっていることが、日本株の重荷になります。
一方、市場の関心は18日に公表される1~3月期のGDP(国内総生産)に集まっており、結果次第では一気に2万円の壁を打ち破る原動力になる可能性も…。
民間調査会社の推計では、1~3月期の成長率が年率1.7%程度と見込まれてます。これでプラス成長は5四半期連続となり、リーマンショック前の2006年4~6月期以来、約11年ぶりの記録に並ぶため、外国人投資家の資金が流入するきっかけになることも予想されます。
2万円の大台回復には、相場の主軸である外国人投資家の買いが必須です。
足元では高水準の商いが続いている事から、上抜けるだけの余力は十分に残しているものと見ています。為替の前提を保守的に掲げた自動車など輸出関連株は、高値からのかい離も大きく、業績面に対する見直し買いが進みやすいでしょう。
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