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損出しの売りで注目はバイオ株?
2020年12月11日 16:54
お世話になっております。株マイスターの山下です。

早いもので今年も残すところ3週間程度となりました。

この時期、特有の売り要因と言えば「損出し」です。

今年、利益が出ている且つ、含み損がある場合、最終売買日までに損失を確定することで、確定した利益や配当で支払った税金が還付されることなります。

具体的な数字を例に説明すると・・・

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現時点で通算100万円の利益確定済み→「20万円」の税金が発生

2020年相場の権利付き最終売買日12月28日(月)までに含み損50万円を損失確定

利益100万円-損失50万円で今年の通算損益は50万円に。本来支払うべき税金は「10万円」に

100万円の利益確定済時に既に20万円の税金を支払っているため、過納分の10万円が還付されます。

※譲渡益に対し税率20%の課税で計算
※なお、入金時期や条件等は証券会社により異なりますので、詳細はお使いの証券会社にご確認下さい。
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個別の要因がないのに何故か調整を強いられている銘柄は損出しの売りという一時的な要因で下落している場合が多いので、安いところで拾える可能性があります。

保有株の場合にでも焦って売却せずに買い増しで平均取得単価を下げるのも一手でしょう。

損出しはクリスマス前後で一巡するため、気になる銘柄がある場合にはクリスマスまでウォッチしておくと妙味があるかもしれません。

もうひとつ注目なのは高配当銘柄やバイオ株です。年内に「NISA枠」を使い切ろうとへ資金が向かう公算があるため、デイトレやスイングトレードで利益を狙うチャンスと言えます。

SBI証券のNISA口座での週間買い付け金額ランキング(11月30日週)は1位【2914】日本たばこ産業、2位【8306】三菱UFJフィナンシャルグループ3位【5020】ENEOSホールディングスといずれも高配当銘柄でした。

大化け狙いでバイオ株を買い付ける方も増える傾向にあるため、是非注目してみて下さい。

コロナワクチン報道等で話題を集めやすい状況にあるため、損出しの売りで下落したバイオ株をNISA口座で買い付け、大化けを狙うことも可能かも・・

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