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2020年04月10日 16:20
お世話になっております。株マイスターの山下です。

7日、政府は7都道府県を対象とした緊急事態宣言を発令しました。

多くの施設や飲食店などが営業自粛を開始しており、新型コロナウイルスの影響が計り知れないものとなってきました。

一方で新型コロナウイルス対応により利便性の高いデジタル社会化が一気に進んできました。

ひとつは皆さまご存じの通り、「テレワーク」です。これまでもオリンピックに向け、推奨されていたものの、いまいち広がっていませんでしたが、在宅勤務が増加したことで一気に普及しています。コロナ対策を機に導入をした企業も多いはずなので、業績への注目が高まるでしょう。しばらくはテレワーク関連の動向を注視しておきましょう。

そしてもうひとつ注目しておきたいのがそれが「オンライン学習」です。

全国の小中学校、高校が休校となり、需要拡大しているのが、パソコンやスマートフォンを活用し自宅で学習できる「オンライン学習」サービスです。

元々、文部科学省は教育のICTを進める方針を示していましたが、新型コロナにより、需要が一気に拡大。

関連銘柄への物色が旺盛となっており、インターネット学習教材事業を展開する【3998】すららネットや学習システムを手掛ける【2345】アイスタディが急騰をみせています。

今後、義務教育である小・中学校でオンライン学習が当たり前になれば、企業業績への影響もかなり大きくなるでしょう。

日本は新しい制度やサービスが定着、受け入れられるまで時間がかかる傾向にありますが、さすがに今回はデジタル社会化が一気に進むことになりそうです。