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スイッチ人気で任天堂が急騰!本日だけで時価総額3000億円超増加!
2017年07月27日 11:28
【7974】任天堂が上げ幅を一時7%超に拡大。売買代金1500億円超と東証1部の売買代金全体の約16%を占めています。(11時17分現在)

本日の上昇だけで時価総額は3000億円超増えており、なんと「Nitendo Switch」1000万台分以上分増加した計算となります。

同社は26日、18年3月期第1四半期の決算を発表しました。売上高は前年同期比2.5倍の1541億円、純利益が212億円の黒字(前年同期は▲245億円)での着地と好調な内容を示しています。

4年半ぶりの据え置き型ゲーム「Nitendo Switch」関連が業績を押し上げています。ハード本体の販売台数は4月~6月で197万台、ソフトウェアの販売本数は814万本を記録しました。

Nitendo Switchはハードの利益率自体は低く、定価3万円に対して推定原価が250ドル(27750円 ドル円111円換算)程と言われています。ハード本体はほとんど利益にならない事から、実際の利益に関わってくる自社開発のソフトウェアが今後の業績を左右します。

7月21日には「スプラトゥーン2」を発売し、3日間で驚きの67万本を販売。年内には「ポケモン」や「マリオ」など人気シリーズの発売が控えており、中長期目線では業績期待の買いが進む可能性がありそうです。

今回の決算を受けて、野村証券では27日付で目標株価を41000円から42000円へ引き上げました。Switch購入者のソフトウェアへの需要が想定以上と判断したことが理由としています。

市場では同社の好決算を受け、ゲーム関連に資金が向かっており【7832】バンダイナムコホールディングス【9697】カプコンなどに物色が進んでいます。

決算シーズンを迎え、株価の明暗が分かれています。保有銘柄の動向が気になる会員様はお気軽にご相談ください。

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