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株主に新株予約権を付与?●●の珍しい増資手法。
2023年08月09日 15:27
産業インフラ機器メーカーの【9264】ポエックが-9.19%と大きく下落しています。

同社はノンコミットメント型ライツ・オファリングにより第4回新株予約権を発行。

これは株主名簿に記載されている株主に対し、1株につき1個の新株予約権を無償で割り当てる形の増資手法で、7月26日時点の株主に権利が付与され行使価格は500円となっています。

付与された新株予約権は市場売買が可能で、【92649】ポエック第4回新株予約権は現在273円となっておりこちらも下落。

26日時点の発行済み株式数235万3500株に対し、本新株予約権の発行総数は235万2330個となっており、株式の希薄化が懸念されます。

しかし、証券会社によって権利行使の申込期限や申込方法、手数料など違いがあり、権利消滅する新株予約権も少なくないでしょう。

会社が定めた期限は2023年8月21日となっており、しばらく荒い動きが継続しそうです。