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5年連続赤字なのにストップ高した有名株
2024年02月15日 15:21

14日に決算を発表した【4755】楽天グループがストップ高。

2023年12月期連結の純損益は3394億円の赤字となり、5年連続の最終赤字。

23年ぶりに無配に転落した事も併せて「ストップ安もあり得るのでは?」と懸念された翌日の株価は、蓋を開けてみれば真逆のストップ高を記録する結果に。

同社に関しては全体の損益より、とにもかくにも足枷となっている携帯電話事業の見通しが全てのようです。

3375億円の損失と相変わらずの赤字ではあるものの、前年同期が4792億円の損失であった事を考えると、黒字化に向けて期待が持てるとの判断が上回り、株価にも反映される形となりました。

主力のECや金融関連は引き続き好調が続いており、携帯電話事業の赤字縮小が続けば、長らく低迷している株価の反転にも期待が持てます。

なお、決算と併せて発表した株主優待の変更により、すべての株主に楽天モバイルの音声通話付きeSIMを1年分提供する事となりましたが、昨年12月31日までの株主が対象のため、今から買ってもすぐには対象になりませんのでくれぐれもお気をつけくださいませ。