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バイオ株に崩れの恐れ
2018年09月19日 10:25
創薬ベンチャーの【4565】そーせいグループがストップ安売り気配です。

18日の大引け後、新薬「ムスカリンM1作動薬HTL0018318」に関して、毒性試験において予期しない毒性所見が見出された為に、臨床開発を自主的に中断したことを発表しました。

これを受けて、朝方から売り注文が殺到。9時30分時点で500万株以上の売りが出ており、その後も増え続けています。

そーせいは個人投資家にも大変人気のある銘柄で、普段から注目されている銘柄です。さらに、マザーズ指数への寄与度も高く、株価の動きが指数に与える影響は大きいと言えます。

新興市場の下落の起因とされていたメルカリの株価が戻りつつあり、足元で市況改善が進んでいましたが、同社の株価が崩れたことで、再び需給悪化を招く恐れがあるでしょう。

同じく創薬ベンチャーの【4584】ジーンテクノサイエンス【4592】サンバイオも、同社の影響からか調整色を強めています。

そーせいは明日以降も弱含む動きが続くと見られますので、バイオ株をお持ちの場合は注意しておく必要がありそうです。