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セクター別分析【陸運業】
2020年07月31日 14:46
ディフェンシブ株と言われて想像する銘柄はどちらでしょうか。

代表格としては、食品株や電気・ガスなどの生活に用いられるセクター。他には、今回の主役である【9022】JR東海などの「陸運業」が挙げられてきました。

しかし、新型コロナウイルスはこの不敗神話を崩す格好となったのです。

感染拡大を防ぐ為に行動に制限が設けられる事から、飛行機や電車の利用者は激減。テレワークの普及により、生活必需品として考えられていた「乗り物」の価値が大きく低下しています。

他者との接触を避けることが出来る車による移動はまだ救いの手がありますが、大人数が狭い空間に閉じ込められる電車は壊滅的です。

旅行需要が減少するのはもちろんのこと、これまで安定収益として考えられていた乗車券の定期利用も、働き方が変わり出勤日数が減少したことで需要が激減。

仮に、コロナが収束したとしてもデジタル化が飛躍的に進行したことで、過去の水準を回復するのは難しいと言えます。

さらに、業績面に対する先高期待が薄いだけでなく、追い打ちをかけるかのように需給面での深刻な悪材料がございます。


■今後の展望

2020年7月末時点のマーケットでは、【9020】JR東日本や【9022】JR東海は連日で年初来安値を更新しています。

いずれもPBRは1倍を割り込んでおり、下値模索が継続。当然ながら業績も不調で、21年3月期第1四半期決算は過去に類を見ないほどの赤字で着地しています。

冒頭でお伝えした通り、陸運株はディフェンシブ株としての一面を持っていました。

それだけに安定配当や優待を材料視した長期保有目的の投資家の売買が中心に行われてきたのです。

しかし、新型コロナウイルスにより業績は低迷。優待(鉄道優待割引券)の利用機会が減り、配当の支払いも危ぶまれており、長期で保有する魅力が激減してしまいました。

さらに恐ろしいのが、機関投資家の売買ルールです。

長期保有や安定株を中心にポートフォリオを組み運用している場合、たとえ一時的なものだとわかっていたとしても、業績の赤字は許容できるものではありません。

赤字転落したら売却をしなければいけないというルールを設けている、あるいはシステム上設定しているものも珍しくはなく、自動的に売却が行われてしまいます。

結果、下げが下げを呼び、株価の下落基調が続いています。

PBRベースで見ると、割安水準にありますが底入れは見えていません。コロナ収束後も定期乗車券の利用が減少することも考慮すると、しばらくは手を出さないほうが良さそうです。

ただし、陸運業の中には【9143】SGホールディングス(佐川急便)など、運送業も含まれています。セクターは下げていても、需要が増加しているEC(電子商取引)などに関係する銘柄であれば妙味があるということは覚えておきましょう。


■主な銘柄

【9005】東急
【9020】JR東日本
【9021】JR西日本
【9022】JR東海
【9064】ヤマトホールディングス
【9143】SGホールディングス


※過去のセクター分析はこちらから御覧ください。

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